こんにちは。松本デンタルオフィス東京です。
「歯周病が進行して歯を失うかもしれない…」「入れ歯やブリッジでは噛む力が物足りない…」「将来を考え、しっかり噛める治療法を探したい」とお悩みの方はいませんか?重度歯周病で歯を失った場合でも、インプラント治療によって快適な噛み心地と自然な見た目を取り戻すことが可能です。
今回は、重度歯周病のリスクやインプラント治療がどのように解決策となるのかをご紹介します。他院で治療を断られたケースへの対応や、骨造成を含む最新の治療方法、治療後のメンテナンスについても詳しく解説します。歯を失うことへの不安を解消し、健康な口腔環境を取り戻すための一歩をお手伝いします。
1.こんなお悩みありませんか?
インプラント治療は、歯を失った方にとって噛む力を取り戻し、生活の質を向上させる治療法として注目されています。特に歯周病が進行して歯を失う可能性がある方や、入れ歯やブリッジでは物足りないと感じている方には、大きな希望となる選択肢です。ここでは、患者様が抱える具体的なお悩みを3つのポイントで解説します。
歯周病が進行し、歯を失ってしまうかもしれない不安
歯周病は、歯茎だけでなく歯を支える骨にも影響を与えます。初期段階では気づきにくいものの、進行するにつれて歯のぐらつきや抜け落ちが生じるリスクが高まります。
早めの対処が重要であり、適切な治療を受けることで、歯を失うリスクを減らすことが可能です。歯周病の進行を防ぐだけでなく、失った歯を補うための選択肢としてインプラントが効果的です。
入れ歯やブリッジでは物足りないと感じる日々
歯を補う治療法として一般的な入れ歯やブリッジですが、多くの方が以下のような不満を抱えています。
- 違和感:口の中で安定せず、話しづらい、食べにくい。
- 硬い食べ物が苦手:噛む力が弱いため、食べられるものが制限される。
- 自然な見た目が損なわれる:入れ歯やブリッジの存在感が気になる。
インプラントは、これらの課題を解決する選択肢です。天然歯に近い見た目や噛む力を取り戻すことで、快適な日常生活をサポートします。
将来の健康を見据えてしっかりと噛める治療法を選びたい
歯を失ったままにすると、食事だけでなく全身の健康にも影響を与える可能性があります。例えば、噛む力が弱くなることで消化吸収が悪くなり、栄養不足を招くことがあります。また、しっかり噛むことは脳を刺激し、認知機能の維持にもつながります。
インプラントは、天然歯に近い安定感を提供し、栄養吸収の向上や脳への刺激を助けます。さらに、自然な見た目を取り戻すことで、患者様の自信を高め、生活の質を向上させることが期待できます。
歯周病や歯を失った場合の選択肢として、インプラント治療は非常に有効です
2.歯周病と歯の喪失のリスク
歯周病は、ただの歯茎のトラブルではありません。進行すると、歯を失うだけでなく、全身の健康にも大きな影響を及ぼします。ここでは、歯周病がもたらす問題やリスクをお伝えします。
歯周病が口の中に与える影響
歯周病が進行すると、次のような問題が現れます。これらは初期段階では軽微に見えるかもしれませんが、放置すると歯を失う大きな原因になります。
- 歯茎が腫れる・出血する
歯磨きの際に歯茎から血が出るのは、歯周病のサインです。これは歯茎に炎症が起きている証拠です。 - 口臭が強くなる
歯周病菌が出すガスや老廃物が原因で、口臭が気になることがあります。 - 歯がぐらつく
歯を支える骨や組織が弱くなることで、歯が安定せず、噛む力が低下することもあります。
歯を支える骨が失われる仕組み
歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。この骨がなくなると、歯はしっかりと支えられなくなり、抜け落ちるリスクが高まります。
- 細菌が原因
プラークや歯石に含まれる歯周病菌が歯茎の奥に侵入し、炎症を引き起こします。 - 炎症が骨にまで達する
炎症が進行すると、歯茎だけでなく骨にも影響を及ぼし、骨を溶かす原因となります。 - 支えがなくなる
骨が減少すると、歯を支えきれなくなり、歯がぐらついたり、最終的には抜け落ちてしまいます。
歯周病を放置するとどんなリスクがある?
歯周病をそのままにしてしまうと、次のようなリスクが高まります。
- 歯を失う
重度の歯周病では、歯を失うことが避けられません。それによって噛む力が弱まり、食事の楽しみや健康が損なわれます。 - 隣の歯にも悪影響
抜けた歯の周囲に負担がかかり、次々と他の歯も影響を受けることがあります。 - 全身疾患のリスク
歯周病菌が血液を通じて全身に回ることで、心臓病や糖尿病のリスクが高まる可能性があります。
歯を失った場合、多くの患者様が「もっと早く治療しておけばよかった」と後悔されることが少なくありません。早期に適切な治療を受けることで、歯を守ることができます。
3.重度歯周病でも可能なインプラント治療とは?
重度歯周病で歯を失った場合、「もうインプラント治療は受けられないのでは?」と心配される患者様も少なくありません。しかし、近年の技術進歩により、重度歯周病の患者様でもインプラント治療が可能になるケースが増えてきました。適切な治療と準備を行えば、噛む力や美しい歯並びを取り戻すことができます。ここでは、その理由や治療法についてご紹介します。
インプラントが歯周病に適している理由
インプラントは天然歯の代替として非常に優れた選択肢です。歯周病で歯を失った場合でも、以下の理由からインプラントは特に適していると言えます。
- チタン素材が歯周病菌に強い
インプラントには、生体親和性の高いチタンが使用されています。この素材は細菌への耐性が非常に高く、歯周病の再発リスクを抑える効果が期待できます。 - 骨の維持に役立つ
歯を失うと、顎の骨が徐々に痩せてしまう「骨吸収」が進みます。しかし、インプラントは骨に適度な刺激を与え、骨吸収を防ぐ効果があります。そのため、歯を失った状態を放置するよりも顎骨の健康を維持しやすくなります。 - 隣の歯に負担をかけない
入れ歯やブリッジと異なり、インプラントは周囲の歯を削ったり、負担をかけたりする必要がありません。独立した構造のため、健康な歯を守ることができます。
従来の治療法と比べたインプラントの利点
インプラント治療には、従来の治療法と比較して次のような大きなメリットがあります。
- 入れ歯のような違和感がない
インプラントは顎の骨にしっかりと固定されるため、ズレたり外れたりする心配がありません。また、入れ歯のように特定の食べ物を避ける必要がなく、食事をより楽しむことができます。 - 噛む力を自然に回復
インプラントは天然歯に近い強度を持ち、硬いものもしっかりと噛むことができます。その結果、食事の満足感が向上し、消化にも良い影響を与えます。 - 美しい見た目が得られる
インプラントは歯茎や周囲の歯の形状に合わせて作られるため、見た目も自然で、笑顔に自信が持てるようになります。 - 長期的な健康維持が可能
適切なメンテナンスを行えば、インプラントは10年以上の長期間にわたり安定して機能します。そのため、将来的な健康面での安心感が得られます。
重度歯周病でも適応可能な治療法
重度歯周病で骨が減少している場合でも、最新の技術を活用することでインプラント治療が可能となるケースがあります。以下の治療法がその一例です。
- 骨造成(GBR)やサイナスリフト
顎骨の量が少ない場合、骨を増やすための手術を併用することでインプラントを支える基盤を作ります。これにより、骨の不足を補い、安定した治療が可能となります。 - 短いインプラントや角度調整型インプラント
骨の量が少ない患者様にも対応できる、短くても強度を保つデザインのインプラントが開発されています。また、骨の形状に合わせて角度を調整することで、骨を最大限に活用する治療も可能です。 - 即時荷重インプラント
特定の条件を満たした場合、歯を抜いたその日にインプラントを埋入し、仮歯を装着する治療法です。治療期間が短縮され、早期に日常生活に戻ることができます。
重度歯周病の患者様でも、最新技術と適切な治療計画を組み合わせることで、インプラント治療を選択肢として検討できる時代です。
4.骨造成によるインプラント治療の可能性
重度の歯周病で顎の骨が少なくなってしまった場合、「インプラントはできない」と諦めてしまう患者様もいらっしゃるかもしれません。しかし、骨造成という技術を用いることで、骨が不足していてもインプラント治療が可能になるケースが増えています。
骨造成とは?骨を増やしてインプラントを可能にする治療
骨造成とは、失われた骨を補うために人工骨や自家骨を移植し、顎骨の量を増やす治療法です。インプラントは顎骨にしっかりと埋め込む必要があるため、骨の量が十分でない場合、安定性を確保できません。そのため、骨造成は骨の少ない患者様にとって、インプラント治療を可能にする重要なステップです。
- 人工骨や自家骨の利用
骨を補うために、人工的に作られた骨や自分自身の骨を使用します。これにより、安全性と適応性の高い治療が可能となります。 - 骨再生を促す技術
特殊な膜や成長因子を使用することで、移植した骨が効率的に定着し、新しい骨が再生されやすくなります。 - 骨造成後の安定性
骨造成を行った部分は、インプラントを支えるための十分な強度と安定性を備えるようになります。
骨が足りない場合の対策と治療の流れ
骨造成を伴うインプラント治療は、患者様の顎骨の状態に応じて以下のような手順で進められます。
- 診断と計画立案
最新のCTスキャンやデジタル解析を用いて、骨の量や質を正確に評価します。その結果に基づき、骨造成が必要かどうかを判断します。 - 骨造成手術の実施
骨が足りない部分に人工骨や自家骨を移植し、顎骨を再構築します。必要に応じて、骨の再生を促進する特殊な膜や薬剤を併用します。 - 治癒期間の確保
移植した骨がしっかりと顎骨に定着するまで、通常3〜6か月の治癒期間を設けます。この間に骨が再生し、インプラントを支える基盤が形成されます。 - インプラント手術の実施
骨造成が成功した後、改めてインプラントを埋め込む手術を行います。骨の状態が安定しているため、インプラントも長期的に機能しやすくなります。
他院で治療を断られた方への対応
骨が不足している場合、インプラント治療を断られるケースもあります。しかし、骨造成を行うことで治療の可能性が広がります。当院では、次のような患者様にも対応可能です。
- 「骨が足りない」と診断された方
最新の技術を用いて、骨造成の可否を詳しく診断し、最適な治療プランをご提案します。 - 過去に歯周病治療を受けた方
骨吸収が進んでいる場合でも、骨造成や再生医療を組み合わせることで、インプラント治療が選択肢となります。 - 他院で治療を断られた方
当院では、難症例にも積極的に取り組んでいます。複数の方法を検討し、患者様にとって最善の治療を目指します。
骨造成は、インプラント治療を可能にするための重要な技術です。骨が足りないと診断されても諦めず、まずはご相談ください。
5.インプラント治療で噛む力と快適な生活を取り戻す
重度の歯周病によって歯を失った方でも、インプラント治療を受けることで、自信を取り戻し、快適な生活を再び手に入れることができます。インプラントは、見た目だけでなく、機能面でも自然な歯に近い感覚を提供するため、日常生活に大きな変化をもたらします。以下では、インプラント治療がどのように患者様の生活を改善するのかをご説明します。
自分の歯と同様の噛み心地を実現
インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、他の治療法と比較して非常に安定感があります。この構造により、しっかりと噛むことが可能になり、自然な歯に近い噛み心地を実現します。
- しっかりした固定力
ブリッジや入れ歯のように外れたり動いたりする心配がないため、安心して食事を楽しめます。 - 硬いものも噛める安心感
硬い食材や歯ごたえのあるものでも、しっかり噛み切れるため、食事の幅が広がります。 - 味覚を損なわない設計
入れ歯と異なり、口内に異物感が少なく、食材本来の味を楽しむことができます。
食事や会話の不安を解消
歯を失うことで、噛む力が弱くなるだけでなく、会話や発音にも影響を及ぼす場合があります。インプラント治療を行うことで、これらの問題が解消され、自然な生活を送ることができます。
- はっきりと話せるようになる
入れ歯特有のずれや音漏れがないため、発音が明瞭になります。これにより、会話への自信が戻ります。 - 人前での笑顔に自信
インプラントは見た目も自然で美しい仕上がりのため、口元を気にすることなく笑顔を見せられます。 - 食事を心から楽しめる
外食や会食の場でも、自信を持って食事を楽しめるようになります。
日常生活の質が大きく向上する理由
インプラント治療は、ただ歯を補うだけでなく、患者様の生活全体にポジティブな影響を与えます。治療後は、食事や会話のストレスから解放され、より豊かな日常生活を送ることができます。
- 健康的な食生活を取り戻せる
好きな食材を制限なく楽しむことができるため、栄養バランスの良い食事が可能になります。 - 姿勢やフェイスラインの維持
歯の欠損が解消されることで、顔の輪郭や姿勢の崩れを防ぎ、若々しい見た目を保てます。 - 精神的な安心感
口元の悩みが解消されることで、対人関係や社会生活に自信が生まれます。
噛む力や日常の快適さを取り戻すことは、患者様の生活全般を支える重要な要素です。
6.歯周病治療とインプラントの組み合わせの重要性
重度の歯周病を抱えた患者様にとって、インプラント治療は非常に効果的な選択肢ですが、成功には歯周病治療との組み合わせが欠かせません。歯周病を適切に治療することで、インプラントの安定性と長期的な効果を最大限に引き出すことができます。ここでは、なぜこの組み合わせが重要なのかをご説明します。
歯周病治療を並行する理由
インプラントを支える土台となるのは、健康な骨と歯茎です。歯周病が進行している状態でインプラントを行っても、炎症や細菌の影響で治療効果が十分に発揮されない場合があります。
- 細菌の除去が成功の第一歩
歯周病菌をしっかりと除去することで、インプラントを受け入れる環境を整えます。 - 健康な歯茎が鍵
炎症を抑えた健康な歯茎が、インプラントを安定して支える重要な役割を果たします。 - 再発防止のための基礎治療
歯周病を完全に治療することで、インプラント治療後のトラブルを防ぎます。
インプラント治療成功の鍵となる健康な歯茎と骨
インプラントがしっかりと固定されるためには、歯槽骨や歯茎の健康が重要です。歯周病で骨が失われている場合でも、治療や骨造成を組み合わせることで、インプラントが可能になるケースが多くあります。
- 骨の質と量の確保
骨造成治療や再生医療を用いて、失われた骨を補い、インプラントを支える土台を整えます。 - 歯茎の強化
健康な歯茎は、インプラント周囲の感染リスクを低減し、長期的な安定をサポートします。 - 歯周組織全体の回復
歯茎と骨の状態が整うことで、インプラント治療が成功しやすくなり、その後の生活の質が向上します。
メンテナンスと治療効果の長持ちのために
インプラント治療後も、歯周病の再発を防ぐためのメンテナンスは欠かせません。日々のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアが、治療効果を長く保つ秘訣です。
- セルフケアの徹底
毎日の正しいブラッシングやフロスの使用が、インプラント周囲の健康を守ります。 - 定期的なプロケア
歯科医院での定期的なクリーニングと検診が、歯周病や周囲炎の早期発見・治療に繋がります。 - 長期的な治療効果
歯周病治療とインプラントの組み合わせにより、長期間にわたり快適な噛み心地と健康を維持できます。
歯周病治療とインプラント治療を組み合わせることで、単なる歯の補完だけでなく、患者様の口腔内全体の健康を支える治療が可能になります。
7.インプラント治療後のメンテナンスの必要性
インプラント治療は、歯を失った方にとって生活の質を取り戻すための素晴らしい方法です。しかし、インプラントを長持ちさせるためには、治療後のメンテナンスが欠かせません。適切なケアを行うことで、インプラントが安定し、健康な口腔環境を保つことができます。ここでは、セルフケアや歯科でのメンテナンスについてご紹介します。
インプラントを長持ちさせるためのセルフケア
毎日のケアが、インプラントの寿命を延ばす鍵となります。天然の歯と同じように、インプラントも日々の清掃が必要です。
- 正しいブラッシング方法
柔らかい毛先の歯ブラシを使い、歯茎とインプラントの境目を丁寧に磨きましょう。歯周病菌がたまりやすい部分をしっかり清掃することが重要です。 - デンタルフロスや歯間ブラシの活用
ブラシでは届かない細かい部分にはデンタルフロスや歯間ブラシを使用し、インプラント周囲のプラークを除去します。 - 口腔内全体のケア
天然歯や歯茎も同時に健康に保つことで、インプラントの安定が長続きします。
定期的な歯科でのチェックアップの重要性
セルフケアだけでは不十分な場合もあります。専門家によるチェックアップとプロフェッショナルケアが、インプラント治療の成功を支える重要なポイントです。
- 定期的なクリーニング
歯科医院で専用の器具を使い、インプラント周囲の汚れや歯石を取り除きます。これにより、インプラント周囲炎のリスクを軽減します。 - 健康状態の確認
インプラントの状態や歯茎、骨の健康を定期的にチェックすることで、問題を早期に発見・対処することが可能です。 - 治療後のアドバイス
歯科医師からの最新のアドバイスを受けることで、セルフケアの質をさらに向上させることができます。
インプラント周囲炎を防ぐための対策
インプラント周囲炎は、インプラントを失う原因となる感染症です。このリスクを防ぐためには、日々のケアと専門的な管理が不可欠です。
- 炎症の兆候を見逃さない
歯茎の腫れや出血、違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう。 - 喫煙を控える
喫煙は血行を悪化させ、歯茎の健康に悪影響を与えます。インプラントの安定性を保つためにも禁煙を心がけましょう。 - バランスの取れた食生活
ビタミンやミネラルをしっかり摂取し、歯茎や骨の健康をサポートすることで、インプラント周囲炎を防ぎます。
インプラント治療後のケアは、単なるメンテナンスではなく、患者様の笑顔と健康を守るための重要なステップです。毎日のセルフケアと歯科での定期検診を習慣化することで、インプラントの寿命を延ばし、快適な生活を長く楽しむことができます。
8.インプラントによる審美性と自然な仕上がり
インプラント治療の魅力の一つに、「見た目の美しさ」が挙げられます。インプラントは、ただ失った歯を補うだけでなく、審美性を大切にした治療法です。歯を失うと見た目への不安や自信喪失に繋がることがありますが、インプラント治療はその不安を解消し、自然で美しい笑顔を取り戻すサポートをしてくれます。
天然歯と見分けがつかない自然な見た目
インプラントは、天然の歯と見分けがつかない仕上がりを目指して作られています。素材や形状にこだわり、一人ひとりの口腔内に最適化したデザインが可能です。
- 個々に合わせた色調調整
インプラントの人工歯(上部構造)は、隣の歯と調和するように色や透明感を細かく調整できます。これにより、自然な見た目を実現します。 - 歯茎との馴染みの良さ
歯茎との境目が滑らかで、違和感を感じにくい設計となっています。これにより、笑顔や会話の際も自信を持つことができます。 - 長期にわたる美しさ
高品質な素材を使用することで、変色や劣化が起こりにくく、長期間にわたり美しさを保つことができます。
見た目の改善がもたらす心理的効果
歯を失った状態が続くと、笑うことや会話に消極的になってしまうこともあります。インプラントによって見た目が改善されると、次のような心理的なメリットが得られます。
- 自信の回復
口元に自信が持てるようになると、笑顔が自然に増え、対人関係がよりポジティブになります。 - ストレス軽減
見た目のコンプレックスがなくなることで、日常生活でのストレスが軽減されます。 - 社会的活動への積極性
自信を取り戻すことで、人前での発言やイベント参加への意欲が高まります。
自信を持って笑える日々へのサポート
インプラント治療は、患者様の生活の質(QOL)を向上させる治療法でもあります。単なる機能回復ではなく、見た目にも配慮した治療を提供することで、患者様の笑顔を取り戻すお手伝いをします。
- 自然な表情を取り戻す
歯を失った箇所にしっかりとした支えを作ることで、口元が整い、自然な表情が再び現れます。 - 会話や食事を楽しめる日常
見た目に不安を感じることがなくなるため、会話や食事を心から楽しむことができるようになります。 - 人生を前向きに楽しむ
笑顔が増えることで、日々の生活が明るく、前向きなものになります。
インプラントは、見た目と機能の両方を大切にした治療法です。歯を失ったままの状態で悩んでいる方は、ぜひ一度インプラント治療を検討してみてください。
9.インプラントがもたらす長期的な健康効果
インプラント治療は、歯を失った部分を補うだけではありません。健康全般にわたる長期的な効果が期待できる、非常に重要な治療法です。噛む力を取り戻すことで、日常生活が快適になるだけでなく、全身の健康や生活の質(QOL)の向上にも寄与します。
歯をしっかりと噛めることで得られる健康維持
歯を失ったままだと、噛む力が弱まり、食事内容が制限されることがあります。しかし、インプラントは天然歯に近い噛み心地を実現し、しっかりと噛めることで次のような健康効果が得られます。
- 食事の楽しみを取り戻す
固いものや繊維質の多い食品でも気兼ねなく食べられるようになります。これにより、バランスの取れた食事が可能になり、健康的な生活を支えます。 - 消化機能の向上
噛む回数が増えることで、唾液の分泌が促進され、消化がスムーズになります。胃腸への負担も軽減されます。 - 口腔内の健康維持
噛むことで歯茎や顎の骨が適度に刺激され、歯周組織の健康が保たれやすくなります。
認知機能や栄養摂取の改善に与える効果
歯を失うことは、噛む力だけでなく、全身の機能にも影響を与えることがあります。インプラントで歯を補うことで、次のような効果が期待できます。
- 脳の活性化
噛む動作は脳への刺激を与え、認知機能を活性化させると言われています。特に高齢者の方にとっては、認知症予防の一助となる可能性があります。 - 栄養摂取の向上
噛む力を取り戻すことで、野菜や果物、ナッツ類などの健康的な食品を無理なく食べられるようになります。これにより、必要な栄養素をバランスよく摂取できるようになります。 - 全身疾患リスクの軽減
健康的な食事が可能になることで、糖尿病や心疾患など、食生活が影響する疾患のリスクを抑える効果が期待できます。
年齢を重ねても健康な生活を送るための投資としてのインプラント
インプラント治療は、単なる「歯の治療」ではなく、人生の質を高めるための重要な「健康への投資」と言えます。特に、年齢を重ねるほど、その価値が実感できる治療です。
- 老後の生活を快適に
歯の喪失による不便さを解消することで、老後も楽しく健康的な日々を過ごせます。食事の選択肢が広がり、外食や旅行を楽しむ意欲も湧いてきます。 - 自立した生活の維持
噛む力を取り戻すことで、健康を保ち、介護を必要としない自立した生活を長く続けられる可能性が高まります。 - 経済的にも長期的に有益
インプラントは初期費用がかかる治療ですが、長期的に考えると、入れ歯やブリッジの頻繁な修理・交換が必要ないため、結果的に経済的な負担が軽減されることもあります。
インプラント治療は、健康を守る上で非常に効果的な選択肢です。噛む力を取り戻し、栄養摂取や認知機能の改善を図ることで、人生をより健康的で快適なものにできます。
10.よくある質問
インプラント治療は、重度歯周病で歯を失った患者様にとって、噛む力や生活の質を取り戻すための優れた選択肢です。ただし、患者様それぞれの状態に応じた治療計画が必要です。
「重度歯周病でもインプラントは可能ですか?」
重度歯周病の患者様でも、適切な治療と準備を行うことでインプラント治療が可能な場合が多いです。以下のプロセスが重要になります。
- 歯周病の治療が先決
まずは歯周病をしっかり治療し、炎症を抑えることが必要です。これにより、インプラントの成功率が高まります。 - 骨の状態を確認
歯周病により骨が失われている場合、骨造成などの補助手術が必要になることがあります。 - 専門医による診断
専門的な診断を受けることで、自身の状態に合った最適な治療法を選択できます。
「どれくらいの期間でインプラント治療が完了しますか?」
インプラント治療の期間は、患者様の状態や必要な治療内容によって異なりますが、一般的には以下の流れを経て行われます。
- 歯周病の治療期間
炎症を抑える治療に数週間から数か月かかる場合があります。 - インプラント手術と骨との結合期間
インプラント埋入手術後、骨とインプラントが結合するまでに3~6か月ほど必要です。この期間が治療の成功を支える重要な時間となります。 - 最終補綴(被せ物)の装着
インプラントと骨がしっかり結合した後、被せ物を装着します。これにより、噛む機能が完全に回復します。
「治療後の注意点や生活への影響は?」
治療後のケアは、インプラントを長持ちさせるために非常に重要です。また、日常生活にもいくつかの注意点があります。
- セルフケアの徹底
毎日のブラッシングや歯間ブラシの使用が欠かせません。特にインプラント周囲は汚れがたまりやすいため、丁寧なケアが必要です。 - 定期検診の受診
3~6か月ごとの定期検診で、インプラントの状態や周囲の健康状態を確認します。歯科医院でのプロフェッショナルケアも推奨されます。 - 生活習慣の見直し
喫煙や過度な飲酒はインプラントの寿命に影響を与える可能性があります。健康的な生活習慣を心がけましょう。
インプラント治療は、重度歯周病で歯を失った患者様にとって、大きな希望となる治療法です。ただし、成功させるためには適切な治療計画とアフターケアが欠かせません。お悩みや不安をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、患者様の状態に合わせた最善の治療法をご提案し、笑顔で健康的な生活を送れるお手伝いをいたします。
『 東京審美インプラント治療ガイド:監修 松本デンタルオフィス東京 』
監修:松本デンタルオフィス東京
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話:042-569-8127
*監修者
医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス
院長 松本圭史
*経歴
2005年 日本大学歯学部卒業。2005年 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 入局。
2006年 日本大学歯学部大学院 入学。2010年 同上 卒業。
2010年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教
2013年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 専修医
2016年 医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス 新規開院
*所属学会
・日本補綴歯科学会
・日本口腔インプラント学会
・日本歯科審美学会
・日本顎咬合学会
*スタディグループ
・5-D Japan
・Esthetic Explores
詳しいプロフィールはこちらより