1.インプラント治療を受けた後、次のような悩みを抱えている方はいませんか?
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噛むと痛みがある
インプラント治療を受けた後、食事の際に噛むと痛みが生じることがあるかもしれません。この痛みが続くと、食事を楽しむどころか、食事そのものがストレスになってしまいます。せっかく治療を受けたのに、痛みのせいで食べ物を噛むたびに苦痛を感じてしまうのはとても辛いことです。 - インプラント周囲に違和感がある
インプラントを入れた後、周囲に何となく違和感や不快感を覚えることはありませんか?この違和感が気になって、食事中に集中できなかったり、話すときに不自然な感覚を感じたりすることがあります。違和感があると、何か問題があるのではないかと不安になることも少なくありません。 - 食事を楽しめない
痛みや違和感が原因で、食事を心から楽しめなくなっている方も多いのではないでしょうか?好きな食べ物を前にしても、噛むたびに痛みが走るために、食べること自体が憂鬱になることがあります。また、違和感が強くなると、特定の食べ物を避けるようになったり、食事そのものが楽しみではなくなってしまったりすることもあります。
これらのお悩みは、インプラント治療後に多くの方が経験するものです。しかし、原因を理解し、適切な対策を講じることで、痛みや違和感を軽減し、再び快適に食事を楽しむことができるようになります。この記事では、インプラント治療後に痛みや違和感を感じる原因について解説し、どのように対処すれば良いかをお話しします。
2.インプラントとは?
インプラントは、失った歯を取り戻すためのシンプルで効果的な治療法です。人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定することで、自然な歯とほとんど変わらない感覚と見た目を実現します。ここでは、インプラントの基本的な仕組みや、ブリッジや入れ歯との違い、そしてメリットとデメリットについて詳しくお話しします。
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インプラントの基本的な仕組み
- インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込みます。
- その上にセラミックなどで作られた人工の歯を取り付けることで、まるで自分の歯のように自然に使えるようになります。
- しっかりと固定されるので、噛む力もしっかり回復し、食事も会話も安心して楽しめます。
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ブリッジや入れ歯との違い
- ブリッジ: 隣の健康な歯を削って支えにする必要がありますが、インプラントは独立しているので、他の歯に負担をかけません。
- 入れ歯: 取り外しが可能ですが、ズレやすく、噛む力も限られます。一方、インプラントは固定されているので、ズレる心配もなく、噛む力もしっかり発揮できます。
- 自然な見た目と感覚: 見た目がとても自然で、自分の歯と同じように感じられるのがインプラントの特徴です。
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インプラントのメリットとデメリット
- メリット
- 噛む力が戻る: インプラントはしっかりと噛む力を回復させてくれるので、好きな食べ物も安心して楽しめます。
- 見た目が自然: 見た目がとても自然なので、笑顔に自信が持てます。
- 長持ちする: しっかりとケアをすれば、インプラントは長期間使えます。
- デメリット
- 治療に時間がかかる: 外科手術が必要で、治療に数か月から1年ほどかかることもあります。
- 費用がかかる: インプラント治療は高額になることがあり、保険が適用されない場合もあります。
- 手術のリスク: 手術にはリスクが伴いますが、きちんとしたケアを行うことでリスクを最小限に抑えられます。
- メリット
インプラントは、ただ歯を補うだけでなく、生活をより快適にするための選択肢です。インプラントを選ぶことで、自信を持って食事や会話を楽しめるようになり、日常生活の質を大いに向上させることができます。
3.インプラントを入れた後の痛みの原因とは?
インプラントを入れた後に痛みを感じることがあると、不安になりますよね。でも、痛みの原因を理解すれば、その対処方法も見えてきます。ここでは、インプラント治療後に考えられる痛みの原因を詳しく説明し、適切な対策についてもご紹介します。
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手術直後の正常な痛み
インプラント手術を受けた直後に感じる痛みは、一般的な反応です。これは、手術によって一時的に組織が損傷したり、炎症が生じたりするためです。以下の点に注意してください:
- 通常の範囲内の痛み:この痛みは、通常1週間ほどで自然に軽減します。手術直後は、冷やすことで痛みや腫れを抑えることができます。
- 痛みが続く場合:もし1週間以上痛みが続いたり、痛みが増していく場合は、異常の兆候かもしれません。その場合は、早めに歯科医に相談してください。
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インプラント周囲炎の可能性
インプラントの周囲組織に炎症が起こる「インプラント周囲炎」も、痛みの原因となることがあります。この状態は、早期に発見し、適切に対応することが重要です。
- 炎症の兆候:インプラントの周囲に赤みや腫れが見られる場合、インプラント周囲炎の可能性があります。
- 痛みの特徴:インプラント周囲炎の痛みは、鋭い痛みや、歯茎に触れると感じる不快感として現れることが多いです。
- 対策:この場合、専門的なクリーニングや、場合によっては抗生物質の使用が必要です。早めの対応が、インプラントの長期的な安定を保つ鍵となります。
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噛み合わせの問題
インプラントを入れた後、噛み合わせが不適切であると、歯に過剰な力がかかり、痛みが生じることがあります。
- 噛み合わせのチェック:噛み合わせが強すぎたり、バランスが崩れていると、噛むたびに痛みが発生することがあります。
- 調整が必要な場合:噛み合わせの問題は、歯科医による微調整で解決できることがほとんどです。
- 長期的な影響:放置すると、インプラント自体や周囲の歯に負担がかかり、さらに深刻な問題を引き起こす可能性があります。定期的な噛み合わせの確認が重要です。
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松本デンタルオフィス東京では、インプラント治療後に発生する可能性のある痛みや不快感に対して、迅速かつ適切に対応いたします。患者様一人ひとりに合わせたケアを提供し、インプラントを長く快適にお使いいただけるようサポートします。痛みや違和感を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。安心して治療を受けられる環境を整えてお待ちしております。
4.インプラント治療における噛み合わせの重要性
インプラント治療を受ける際、噛み合わせがどれだけ重要かをご存知でしょうか?実は、噛み合わせが適切でないと、インプラントが本来の効果を発揮できず、痛みや不快感を引き起こすことがあります。ここでは、正しい噛み合わせがどれほど重要か、そのズレが引き起こす問題、そして痛みを軽減するための調整方法についてお話しします。
正しい噛み合わせがなぜ重要か
インプラント治療において、正しい噛み合わせは非常に重要です。なぜなら、噛み合わせが適切でないと、以下のような問題が発生する可能性があるからです:
- 均等な力の分散:噛み合わせが正しく整っていると、噛む力が均等に分散され、インプラントや周囲の歯にかかる負担が軽減されます。
- 長期的な安定性:正しい噛み合わせを維持することで、インプラントの安定性が高まり、長期間にわたって快適に使用できるようになります。
噛み合わせのズレが引き起こす問題
噛み合わせがずれていると、さまざまな問題が生じる可能性があります。
- 痛みや不快感:噛み合わせがずれていると、特定の歯に過度な力がかかり、痛みを引き起こすことがあります。特に、インプラント周囲に痛みが現れることが多いです。
- インプラントや自然歯への負担:噛み合わせのズレは、インプラントだけでなく、他の健康な歯にも過度な負担をかけ、長期的には歯の寿命を縮める原因になります。
- 咬合障害のリスク:噛み合わせの問題が放置されると、全体の噛み合わせに影響を及ぼし、さらなる咬合障害を引き起こすリスクが高まります。
痛みを軽減するための噛み合わせ調整
噛み合わせに問題があると感じたら、早めに調整を行うことが大切です。痛みを軽減し、インプラントを長く使い続けるための調整方法について紹介します。
- 歯科医による噛み合わせチェック:インプラント治療後には、定期的に歯科医による噛み合わせのチェックを受けましょう。微調整を行うことで、痛みや不快感を軽減することができます。
- バイトプレートの使用:場合によっては、噛み合わせを整えるためのバイトプレート(マウスピース)を使用することもあります。これにより、噛む力を適切に分散させることができます。
- 自己管理も重要:日常生活の中で、噛み合わせに違和感を感じた場合は、早めに歯科医に相談しましょう。早期対応が、インプラントの健康維持に繋がります。
松本デンタルオフィス東京では、患者様一人ひとりの噛み合わせを丁寧にチェックし、最適な調整を行っています。噛み合わせの問題を解決することで、インプラント治療の成功率を高め、長期間快適に使い続けていただけるようサポートします。噛み合わせに関する不安や疑問がある方は、ぜひ当院にご相談ください。
5.痛みが続く場合の対処法
インプラントを入れた後に痛みが続く場合、ただ我慢するのはおすすめできません。インプラント治療は多くの方にとって快適な食事や生活を取り戻す手助けになりますが、時には痛みが発生することもあります。ここでは、痛みが続く場合の対処法について詳しくご紹介します。
専門医の診断を受けることの重要性
痛みが続く場合、最初にすべきことは、専門医の診断を受けることです。痛みの原因は一つではなく、さまざまな要因が考えられます。例えば、以下のようなケースがあります:
- インプラント周囲炎の可能性:インプラント周囲の組織が炎症を起こしている場合、痛みを引き起こすことがあります。この状態を放置すると、インプラントの安定性が損なわれる可能性があるため、早期の対応が必要です。
- 噛み合わせの問題:噛み合わせが不適切な場合、特定の部位に過度な力がかかり、痛みを引き起こすことがあります。
専門医による診断を受けることで、正確な原因を特定し、適切な治療を行うことができます。
インプラント周囲炎の治療法
インプラント周囲炎が痛みの原因であると診断された場合、早期に治療を開始することが重要です。治療方法は、炎症の進行度や患者様の状態によって異なりますが、一般的には以下のような方法があります:
- プロフェッショナルクリーニング:専門の器具を使用して、インプラント周囲のプラークや歯石を除去します。これにより、炎症の原因となる細菌の繁殖を抑えることができます。
- 抗菌薬の使用:必要に応じて、抗菌薬を使用することがあります。これにより、炎症を引き起こしている細菌を効果的に減少させることができます。
- 手術的な治療:進行したインプラント周囲炎の場合、外科的な治療が必要になることがあります。これには、インプラント周囲の感染組織の除去や、再生療法が含まれます。
噛み合わせ調整の手順
噛み合わせの問題が痛みの原因である場合、噛み合わせの調整が必要です。噛み合わせを適切に調整することで、痛みを軽減し、インプラントの長期的な安定性を確保することができます。調整手順は以下の通りです:
- 噛み合わせの検査:専門医が患者様の噛み合わせを詳しく検査し、どの部分に負担がかかっているかを確認します。
- 調整:必要に応じて、インプラントや他の歯の形状を微調整し、噛み合わせのバランスを整えます。
- 再検査とフォローアップ:調整後、再度噛み合わせを確認し、痛みが改善されたかどうかを確認します。必要であれば、さらなる調整を行います。
松本デンタルオフィス東京では、痛みの原因を的確に特定し、最適な治療を提供することに努めています。インプラント治療後に痛みが続く場合は、我慢せずにぜひご相談ください。患者様が安心して治療を続けられるよう、全力でサポートいたします。
6.インプラント治療後のメンテナンス
インプラント治療が無事に終わった後も、定期的なメンテナンスがとても大切です。せっかく手に入れた新しい歯を長持ちさせるために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
定期的なメンテナンスの重要性
インプラントを健康な状態で維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特にインプラント治療後は、歯周病になりやすい状態になるため、定期的に歯科医院でのチェックアップを受けることが推奨されます。
- 専門的なクリーニング:インプラント周囲のプラークや歯石を徹底的に除去します。これにより、インプラント周囲炎のリスクを低減させることができます。
- 噛み合わせの調整:インプラントの噛み合わせが適切かどうかを確認し、必要に応じて調整します。これにより、過度な負担を避けることができます。
- インプラントの状態チェック:インプラントの固定がしっかりしているか、周囲の骨が健康であるかを定期的に確認します。
自宅でできるセルフケア
自宅での日々のケアも、インプラントを長持ちさせるために非常に重要です。特に以下のポイントを意識してみてください。
- 毎日のブラッシング:インプラント周囲の清潔を保つため、柔らかめの歯ブラシでしっかりとブラッシングを行いましょう。歯とインプラントの接合部を丁寧に磨くことが大切です。
- デンタルフロスやインターデンタルブラシの使用:通常の歯磨きでは取りきれない歯間やインプラント周囲の汚れを除去するため、デンタルフロスやインターデンタルブラシを使う習慣をつけましょう。
- 抗菌性のマウスウォッシュ:定期的に抗菌性のマウスウォッシュを使用することで、細菌の増殖を抑えることができます。
インプラントを長持ちさせるためのポイント
インプラントを長持ちさせるためには、日々のケアだけでなく、生活習慣にも気を配ることが重要です。以下のポイントを意識してみてください。
- 食生活の改善:バランスの良い食事を心がけ、インプラント周囲の健康を保つために必要な栄養素をしっかり摂取しましょう。特にビタミンCやカルシウムは、歯茎や骨の健康をサポートします。
- 喫煙の制限:喫煙は歯周病のリスクを高め、インプラントの寿命を短くする可能性があります。インプラント治療後は、できるだけ喫煙を控えることをおすすめします。
- ストレス管理:ストレスは免疫力を低下させ、歯周病のリスクを高めることがあります。適度な運動やリラクゼーションを取り入れて、ストレスを軽減しましょう。
松本デンタルオフィス東京では、インプラント治療後のメンテナンスを通じて、患者様が快適に過ごせるようサポートしています。定期的なメンテナンスと日々のケアをしっかり行うことで、インプラントを長く健康な状態で維持していきましょう。
7.インプラント周囲炎とは?
インプラント治療後に注意しておきたいトラブルの一つが、インプラント周囲炎です。これはインプラントの周りの歯茎や骨に炎症が起こる状態で、放っておくと深刻な問題に発展することがあります。では、インプラント周囲炎とはどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
インプラント周囲炎の原因と症状
インプラント周囲炎は、インプラントの周囲に細菌がたまり、炎症を引き起こすことから始まります。主な原因は以下の通りです。
- プラークや歯石の蓄積:毎日の歯磨きが不十分だと、インプラント周りにプラークがたまり、それが歯石となって炎症を引き起こすことがあります。
- 噛み合わせの不良:インプラントの噛み合わせが適切でない場合、過剰な力が加わり、周囲の組織に負担をかけてしまいます。
- 喫煙やストレス:喫煙やストレスも、免疫力を低下させ、炎症を引き起こしやすくする要因です。
症状としては、以下のようなものが現れます。
- 歯茎の腫れや出血:歯茎が赤く腫れ、ブラッシング時に出血することがあります。
- 痛みや不快感:噛むと痛みが出る、歯茎に違和感があるといった症状が見られます。
- インプラントの動揺:炎症が進行すると、インプラントがしっかり固定されていない感じがすることもあります。
インプラント周囲炎が引き起こす問題
インプラント周囲炎を放置しておくと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 骨吸収:炎症が続くと、インプラントを支えている骨が徐々に溶けていく骨吸収が進行し、インプラントの安定性が失われる恐れがあります。
- インプラントの脱落:最悪の場合、インプラントが骨にしっかりと固定されなくなり、脱落することもあります。
- 周囲の歯への影響:炎症が広がると、隣接する健康な歯や歯茎にも悪影響を与える可能性があります。
予防と治療の方法
インプラント周囲炎を予防するためには、日常のケアが非常に重要です。以下のポイントを意識して予防に努めましょう。
- 定期的な歯科検診:インプラント治療後も、定期的に歯科医院での検診を受けることが大切です。プロによるクリーニングや噛み合わせのチェックを定期的に行いましょう。
- 正しい歯磨きとフロスの使用:インプラント周囲のプラークを取り除くために、柔らかい歯ブラシで丁寧に磨き、フロスやインターデンタルブラシを使って歯間の清掃も忘れずに行いましょう。
- 生活習慣の改善:喫煙を控え、バランスの取れた食事やストレス管理を心がけ、免疫力を高めることも予防に役立ちます。
もしインプラント周囲炎の症状が現れた場合は、早めに歯科医に相談しましょう。治療法としては、以下のようなアプローチが取られます。
- クリーニングと除菌:歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングで、インプラント周囲のプラークや歯石を徹底的に除去します。
- 抗菌療法:場合によっては、抗生物質を使用して細菌の増殖を抑えることが必要になることもあります。
- 外科的処置:重度の場合は、インプラント周囲の組織を外科的に処置し、炎症を取り除く治療が行われることもあります。
インプラント治療後も、健康な歯と同様にインプラントを大切にケアし、長く快適に使い続けるために、日常のセルフケアと歯科医院でのメンテナンスを欠かさず行いましょう。
8.インプラントと自然な噛み心地を取り戻す
インプラント治療を受けることで、失われた歯の機能を取り戻し、自然な噛み心地を再び感じられるようになります。ここでは、インプラント治療がどのようにして自然な噛み心地を取り戻すのか、そのポイントをご紹介します。
正しい治療とケアで自然な噛み心地を実現
インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、まるで自分の歯のように噛むことができるようにする治療法です。インプラントを正しく埋入し、しっかりと骨と結合することで、安定した噛み心地が得られます。
- 高度な技術と精密な治療:インプラント治療は、高度な技術と精密な計画が求められます。信頼できる歯科医師による治療を受けることで、インプラントが長持ちし、自然な噛み心地が実現します。
- 継続的なケアとメンテナンス:インプラントを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。歯科医院での定期検診やクリーニングを受けることで、インプラントの状態を常に良好に保つことができます。
日常生活における噛む力の回復
インプラント治療によって、噛む力が回復することで、日常生活において様々なメリットが得られます。食事の際に不便を感じることがなくなり、好きな食べ物を思い切り楽しむことができるようになります。
- 硬い食べ物も安心して噛める:インプラントは天然歯と同じくらいの強度を持っているため、硬い食べ物や粘り気のあるものでも、しっかりと噛み砕くことができます。
- 咀嚼力の改善:インプラントにより、噛む力が大幅に改善され、食べ物を効果的に咀嚼できるようになります。これにより、消化がスムーズになり、全身の健康にも良い影響を与えます。
食事が楽しくなるインプラント治療
インプラント治療を受けることで、食事の時間が再び楽しくなることは間違いありません。自分の歯のように自然に噛むことができるため、食べ物の味や食感を存分に楽しむことができます。
- 食べる楽しさを再発見:インプラント治療後は、食べ物の美味しさを改めて感じることができます。好きな食べ物を制限なく楽しめることで、生活の質が向上します。
- 家族や友人との食事を満喫:歯の悩みがなくなると、家族や友人との食事もさらに楽しくなります。会話を楽しみながら、心から食事を満喫できるようになります。
インプラント治療は、噛む力を取り戻し、自然な噛み心地を再現する素晴らしい選択肢です。正しい治療と日々のケアを心がけることで、長く快適な生活を送ることができるでしょう。
9.インプラント治療の流れとフォローアップ
インプラント治療って、ちょっとした計画とその後のフォローがとても大事です。ここでは、診断から治療が終わるまでの流れと、その後のケアについてお話しします。
診断から治療完了までのステップ
インプラント治療は、最初の相談から治療が完了するまで、順を追って進めていきます。
- 初めての相談とカウンセリング
まずは、あなたの歯や口の健康状態をしっかりチェックします。インプラントが適しているかを確認した後、治療計画を立て、どう進めていくかを一緒に決めます。 - 手術の準備
手術の前に必要な検査を行い、準備を整えます。手術は局所麻酔で行うので、リラックスして受けることができます。 - インプラントを入れる手術
骨にインプラントを埋め込む手術をします。手術自体はだいたい1時間ほどで終わりますが、その後の経過も大切です。 - 歯の取り付け
インプラントがしっかり骨に固定されたら、人工の歯を取り付けます。これで、見た目も使い心地も、ほぼ本物の歯と変わらない状態が完成します。
手術後のフォローとケア
手術が終わった後も、しっかりとフォローアップが必要です。
- 手術後の経過観察
手術後はしばらくの間、経過をチェックします。痛みや腫れが出た場合は、すぐに対処して、回復が順調に進むようにサポートします。 - 歯の取り付け後のケア
人工の歯を取り付けた後も、定期的な検診とクリーニングが必要です。特に、インプラント周囲炎を防ぐためには、正しいケアが欠かせません。
定期的な検診の大切さ
インプラント治療が完了しても、それで終わりじゃありません。インプラントが長く機能するためには、定期的な検診が必要です。
- 定期検診で何をするか
定期検診では、インプラントの状態や噛み合わせをチェックします。プロのクリーニングを受けることで、インプラント周囲の歯茎も健康に保てます。 - 何か問題が起きたときの対応
もしインプラントに何か問題が起きた場合でも、早めに発見して対処すれば、大きなトラブルを防ぐことができます。
インプラント治療は、しっかりとした計画とケアがあれば、長く自然な歯のように使うことができます。治療後も、定期的なケアを続けて、安心して過ごせるようサポートします。
10.インプラント治療に関するよくある質問:噛むと痛む場合の対処法
インプラント治療後に「噛むと痛む」といった不安を感じる患者様も少なくありません。ここでは、よくある質問とその回答をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
痛みが続く場合、どのタイミングで受診すべきか?
インプラント治療後、数日から数週間は軽い痛みや違和感を感じることがありますが、痛みが長引く場合や、強い痛みが続く場合は早めの受診が必要です。痛みが続く原因として、インプラント周囲炎や噛み合わせの問題が考えられます。
- 受診のタイミング
- 痛みが1週間以上続く場合
- 噛むたびに強い痛みを感じる場合
- 周囲の歯茎が腫れている、出血がある場合
これらの症状がある場合は、なるべく早く歯科医師に相談しましょう。
インプラント周囲炎になりやすい人はいるのか?
インプラント周囲炎は、インプラントを支える歯茎や骨が炎症を起こす状態で、治療を怠るとインプラントの寿命が短くなる可能性があります。特定の条件に該当する方は、特に注意が必要です。
- インプラント周囲炎のリスクが高い方
- 喫煙者:喫煙は歯茎の血流を悪化させ、感染リスクを高めます。
- 糖尿病の方:糖尿病は、傷の治りが遅く、感染に対する抵抗力が低下します。
- 口腔ケアが不十分な方:日常の歯磨きや歯科での定期的なクリーニングが不足している場合、歯周病菌が増えやすくなります。
これらのリスクがある方は、インプラント治療前後にしっかりとしたケアが必要です。
その他よくある質問とその回答
- Q: インプラント治療後にどのくらいの期間で通常の食事ができるようになりますか?
A: 手術後の回復には個人差がありますが、通常、軽い食事は数日後から可能です。ただし、硬い食べ物や粘着性のある食べ物はしばらく避けるようにしましょう。 - Q: インプラントのメンテナンスはどれくらいの頻度で行うべきですか?
A: 定期的な歯科検診は3〜6ヶ月に一度が推奨されます。プロによるクリーニングと、噛み合わせのチェックを定期的に受けることが、インプラントの長寿命化につながります。 - Q: インプラント周囲炎は完全に予防できますか?
A: 日々の適切な口腔ケアと定期的な歯科検診を続けることで、インプラント周囲炎のリスクを大幅に減らすことができます。
インプラント治療は、失った歯を取り戻し、噛む力や美しい笑顔を再び手に入れるための素晴らしい選択肢です。しかし、治療後に痛みや不安を感じることがあるかもしれません。この記事でお伝えしたように、痛みが続く場合には専門医の診断を受けることが重要です。また、日々の口腔ケアや定期的なメンテナンスを欠かさず行うことで、インプラントを長く健康に保つことができます。疑問や不安がある際は、どうぞ遠慮なくご相談ください。皆様が安心してインプラント治療を受けられるよう、私たちは全力でサポートいたします。
『 東京審美インプラント治療ガイド:監修 松本デンタルオフィス東京 』
監修:松本デンタルオフィス東京
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話:042-569-8127
*監修者
医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス
院長 松本圭史
*経歴
2005年 日本大学歯学部卒業。2005年 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 入局。
2006年 日本大学歯学部大学院 入学。2010年 同上 卒業。
2010年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教
2013年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 専修医
2016年 医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス 新規開院
*所属学会
・日本補綴歯科学会
・日本口腔インプラント学会
・日本歯科審美学会
・日本顎咬合学会
*スタディグループ
・5-D Japan
・Esthetic Explores
詳しいプロフィールはこちらより